フランス❾

2025/10/08

ローヌ渓谷地方(Vallée du Rhône

1. 地理・概要

ローヌ川:スイス・アルプスに源流、レマン湖を経てフランスへ地中海へ

ワイン産地:ビエンヌ~アヴィニョン(約250km

• 6県にまたがる:ローヌ、ロワール、アルデッシュ、ドローム、ヴォクリューズ、ガール

北部(ビエンヌ~ヴァランス):急峻な斜面の渓谷

南部(モンテリマール以南):平地・丘陵地中心

2. 歴史

紀元1世紀:ローマ人がワイン造りを発展

中世:修道院による栽培拡大

• 14世紀:教皇庁がアヴィニョンに置かれる

• 1933年:シャトーヌフ・デュ・パプの生産者がAOC原型制定

• 1936年:最初のAOC(シャトーヌフ・デュ・パプ、シャトー・グリエ、サン・ペレイ、タヴェル)

3. 気候

北部ローヌ:穏やかな大陸性気候

南部ローヌ:地中海性気候(夏乾燥・冬乾燥、春秋に雨)

特徴的な風:ミストラル(強い北風、年間120160日吹く)

4. 栽培面積・生産

栽培面積:約 69,574ha

生産量:約 253,000hl(フランス第2位)

ワイン比率:赤80%以上、ロゼ約13%、白約7%

5. 主なブドウ品種

白ブドウ

ヴィオニエ:芳香性高い、コンドリュー/シャトー・グリエで使用

ルーサンヌ:繊細、花の香り

マルサンヌ:力強く、ルーサンヌとブレンド

黒ブドウ

シラー:北部主体、濃厚・スパイシー・熟成型

グルナッシュ:南部主体、アルコール高め、丸みある味わい

ムールヴェードル:南部、タンニン豊富で力強い

6. 主なAOC

コート・デュ・ローヌ(Côtes du Rhône):全体の約半分を占める

コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ

北部有名AOC:コート・ロティ、エルミタージュ、クローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフ、コンドリュー、シャトー・グリエ

南部有名AOC:シャトーヌフ・デュ・パプ、ジゴンダス、ヴァケラス、タヴェル(ロゼ)

7. 食文化・観光

郷土菓子:ヌガー・ド・モンテリマール(アーモンド+蜂蜜)

特産品:アルデッシュ栗(2006AOP

郷土料理:ドーブ・アヴィニョネーズ(子羊の白ワイン煮込み)、ラパンのテリーヌ

アヴィニョン:教皇庁宮殿ユネスコ世界遺産

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