スペイン❸

2025/11/10

🇪🇸 リオハ(Rioja

基本情報

分類:DOCaDenominación de Origen Calificada

認定年:1991年(スペイン初のDOCa

位置:スペイン北部、エブロ川上流域

名称の由来:「リオ・オハ川(Río Oja)」にちなむ

中心都市:ログローニョ(Logroño

歴史的背景:サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の要衝として発展

歴史

• 19世紀後半、フランスでフィロキセラが流行。

被害を受けたボルドーの生産者がリオハに移住。

ボルドー式の醸造・熟成技術が導入され、品質が飛躍的に向上。

• 1980年代以降、フレンチオーク樽使用・短期熟成のモダンスタイルも登場。

伝統派(長期熟成)とモダン派(果実味重視)の2潮流が共存している。

気候・地形

海抜:約300700m

南:デマンダ山脈が中央高原からの熱波を遮断

北:カンタブリア山脈が冷たい北西風から保護

結果:四季を通じて穏やかな気候

河川:エブロ川流域に肥沃な土壌が広がる

地区構成と特徴

地区

特徴

主なブドウ

リオハ・アルタ(Rioja Alta

標高が高く冷涼。酸度が高く長期熟成向き

テンプラニーニョ中心

リオハ・アラベサ(Rioja Alavesa

南向き斜面で果実味豊か。エレガントなワイン

テンプラニーニョ

リオハ・オリエンタル(Rioja Oriental

平地が多く温暖乾燥。地中海性気候の影響。力強くアルコール度高め

ガルナッチャ主体

 

栽培品種

赤ワイン用(全体の約88%)

テンプラニーニョ(Tempranillo

ガルナッチャ(Garnacha

マスエロ(Mazuelo=カリニャン)

グラシアーノ(Graciano

白ワイン用

ビウラ(Viura=マカベオ)

ガルナッチャ・ブランカ(Garnacha Blanca

マルバジア(Malvasía

国際品種(シャルドネなど)も一部認可

醸造とスタイル

伝統的にアメリカンオーク樽で長期熟成

モダン派はフレンチオークを使用し短期熟成、果実味を重視

白はフレッシュなタイプから樽熟タイプまで多様

ロゼも少量生産される

郷土料理とワイン文化

乳飲み子羊の炭焼き(Lechazo Asado

チョリソと豆の煮込み(Pocha

赤ピーマンの肉詰め(Pimientos Rellenos

タパス料理とともに日常的にワインを楽しむ文化🍷

検定の要点まとめ

スペイン初のDOCa1991年)

エブロ川上流域に位置

赤ワインが88%

• 3つの地区:アルタ(冷涼・酸)、アラベサ(果実味)、オリエンタル(温暖・力強い)

主品種:Tempranillo, Garnacha, Mazuelo, Graciano

フランスの影響でボルドー式醸造が導入

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新幹線三島駅よりタクシーで約5分

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