
◆ 1. 基本プロフィール
• 南米最大のワイン生産国で、世界第5位前後の大国。
• ワイン文化は スペイン移民(16世紀) → イタリア系移民(19世紀) によって発展。
• 乾燥した大陸性気候で、ブドウ栽培に適した環境が揃っている。
• アンデス山脈の影響が絶大 🏔
• 高標高
• 昼夜の寒暖差が大きい
• 乾燥して病害が少ない
• 雪解け水の灌漑が可能
◆ 2. 気候・地形の特徴
• 乾燥した砂漠気候に近く、降雨量が少ない 🌵
• ブドウはアンデス山脈東側の山麓に集中。
• 標高は 700〜1,500m、サルタ州では2,000m超の畑も。

• **灌漑(アンデスの雪解け水)**が必須 💧
• 雹害(ひょう)が多いため、防雹ネットを畑に張るのが一般的。

◆ 3. 主要ブドウ品種
🍇 黒ブドウ(赤ワイン)
■ マルベック(Malbec)
• アルゼンチンを代表する赤ワイン品種。
• プラム、ブラックチェリー、スミレ、スパイスの香り。
• 力強く、滑らかで、果実味豊か。
• ステーキなど肉料理に抜群の相性。
■ その他
• ボナルダ(Bonarda)
• カベルネ・ソーヴィニヨン
• シラー
• メルロ
🍇 白ブドウ(白ワイン)
■ トロンテス(Torrontés)
• 国を代表する白品種。
• アロマティックで、ライチ、白い花、マスカット様の香り。
• 特に サルタ州カファジャテの高地産が高品質。
■ その他
• シャルドネ
• ソーヴィニヨン・ブラン
◆ 4. 主要産地(最重要)
① メンドーサ州(Mendoza)
• 生産量の約70%を占める中心地。
• アルゼンチンワインの“心臓部”。
• 主に標高800〜1,200mに畑が広がる。
• 赤はマルベックが圧倒的人気。
● サブリージョン
• ルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo):マルベックの高品質産地
• ウコ・ヴァレー(Uco Valley):標高高く、エレガントなスタイル。シャルドネも◎
② サン・フアン州(San Juan)
• メンドーサに次ぐ生産量。
• 暑い気候で、シラーやボナルダがよく育つ。
• 甘口ワインやブランデー用ブドウも多い。
③ サルタ州(Salta)
• 世界有数の高地栽培地域(1,700〜2,300m)。
• トロンテスの最高品質エリア。
• 主要地区は カファジャテ(Cafayate)。
④ パタゴニア(Patagonia)
• 南部の冷涼地域。
• ピノ・ノワール、シャルドネ、カベルネ・フランが注目。
• 近年品質が急上昇し、世界的評価も高い。
◆ 5. 歴史のポイント(試験頻出)
• 16世紀:スペイン人がブドウ(ミッション系)を持ち込み栽培開始。
• 19世紀後半:イタリア移民の流入により大規模生産へ。
• 19〜20世紀:鉄道と冷蔵輸送の発展でワインが全国に普及。
• 1990年代以降:品質革命。低収量化、オーク熟成、ステンレスタンク導入。
• 2000年代:マルベックの世界的ブームにより輸出急増。
◆ 6. ワインスタイル
🍷 赤ワイン
• マルベック主体
• 力強く、濃厚で、熟した果実味
• オーク由来のチョコ、バニラ、スパイス感
🥂 白ワイン
• トロンテスが華やかでアロマティック
• 爽やかな酸味と香りが特徴
✨ スパークリング
• ウコ・ヴァレーなど冷涼地のシャルドネ・ピノノワールで品質向上中
◆ 7. ワイン検定用・超重要ポイント(暗記用)
• ✅ 代表赤ブドウ:マルベック
• ✅ 代表白ブドウ:トロンテス
• ✅ 最大産地:メンドーサ州
• ✅ メンドーサの主要エリア:ルハン・デ・クージョ、ウコ・ヴァレー
• ✅ サルタ州は高地産地(2,000m前後)でトロンテスが有名
• ✅ 乾燥・高標高・灌漑・防雹ネットはアルゼンチンのキーワード
• ✅ パタゴニアは冷涼でピノが注目