イタリア11

2025/10/22

🇮🇹 ウンブリア州(Umbria

🌍 概要

イタリア半島の内陸部に位置する唯一の州。

東にマルケ、北西にトスカーナ、南にラツィオと接している。

面積は小さいが、**湖や川が多く「イタリアの緑の心臓(Cuore Verde d’Italia)」**と呼ばれるほど自然豊か。

州都:ペルージャ(Perugia

世界遺産の聖地:アッシジ(Assisi)(聖フランチェスコの町)

🌡 気候と地形

東側をアペニン山脈が南北に走る。

丘陵地が多く、河川が豊富で水に恵まれている。

夏は乾燥して暑いが、全体的には温和な気候。

ブドウの成熟に適したバランスの取れた環境。

🍇 主なブドウ品種

白ブドウ

グレケット(Grechetto):香り高くミネラル感のある白。

プロカニコ(Procanico):トレッビアーノ系。フレッシュで軽やか。

黒ブドウ

サンジョヴェーゼ(Sangiovese):イタリア中部を代表する品種。

サグランティーノ(Sagrantino):ウンブリアを象徴する品種。

 非常にポリフェノールが多く、色が濃く、タンニンが極めて強い。

 力強く濃厚な赤ワインを生み出す。

🏅 主なDOCG

名称

品種・特徴

モンテファルコ・サグランティーノ(Montefalco Sagrantino

サグランティーノ100%。濃厚で長期熟成型。かつては甘口だったが1980年代以降は力強い辛口に進化。

トルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァ(Torgiano Rosso Riserva

サンジョヴェーゼ主体。エレガントでバランスの取れた赤。

🍷 主なDOC

オルヴィエート(Orvieto):ラツィオ州との州境にまたがる白ワイン。

 グレケットやプロカニコ主体で、フレッシュ&軽やかな味わい。

トルジャーノ(Torgiano):赤白ともに生産。リゼルヴァはDOCGに昇格。

🍽 郷土料理

スペルト小麦と豆のスープ(Zuppa di Farro

ハーブを詰めて焼く鳩料理(Piccione Arrosto alle Erbe

ノルチャ産黒トリュフ(Tartufo Nero di Norcia

 肉料理・パスタ・リゾットなどに使われる高級食材。

🍾 ワインの特徴まとめ

伝統と革新が共存する「静かな実力派州」。

白はオルヴィエート、赤はサグランティーノとサンジョヴェーゼが代表。

サグランティーノはイタリアで最もタンニンが強いワインとも称される💪🍷

💡 覚えておきたいポイント

別名:「イタリアの緑の心臓」

• DOCG:モンテファルコ・サグランティーノ/トルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァ

• DOC:オルヴィエート/トルジャーノ

主要品種:サグランティーノ、グレケット、サンジョヴェーゼ

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〒411-0943 静岡県駿東郡長泉町下土狩756−14TEL055-950-8830
新幹線三島駅よりタクシーで約5分

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