ワイン検定 シルバークラス 予習編
オーストラリアの🇦🇺ワイン
オーストラリアの国土の広さ
ヨーロッパ全体のおおよそ7割
ブドウ栽培地域は国の南半分(南緯31度から43度)に
帯状に分布し、東端のニューサウスウエールズ州から西端の西オーストリア州まで3000km超にわたりワイン産地が点在
栽培面積→13万5千ha ボルドーより2万ha程多い程度
1788年 オーストラリアにシドニーに最初のブドウ樹がもたらされる
その後内陸部に移動
1929年以降、英国の優遇策もあり、輸出に拍車がかかる。
その大部分を甘い酒精強化ワインが占める(ポルトガルのポートがフィロキセラで大きな打撃を受けた補填)
1940年代後半、ペンフォールズ社のマックス・シューパートはボルドーのワイン造りに影響を受け、1951年に「Grange Hermitage BIN1」を生んだ
ペンフォールズの「Bin 1 Grange 1951」が、ラングトンズのオークションで10万3000豪ドル(約768万円)で落札され、オーストラリアの単一ワインで史上最高の記録を作った。2020/07/06
❶複数の畑のシラーズを100%使用
❷アメリカンオーク使用
❸樽内発酵、熟成
ヘンチキ社の最高峰シラーズ「Hill of Grace」
❶イーデンヴァレーの単一畑のブドウを使用
オーストラリアの生産技術の刷新で最も重要→スクリューキャップ(ステルヴァン)を採用
2000年ヴィンテージを皮切りに現在では70%以上のワインがスクリューキャップ
オーストラリアの食文化
BYO=Bring Your Ownレストランへの持ち込みワイン
ワイン産地
❶西オーストラリア州
オーストラリアワイン生産量の2%だが、高品質なワイン生産地
マーガレットリヴァー、グレートサザン→科学的な裏付けに基づく開発が進んだ世界でも珍しい産地
・マーガレットリヴァー→カベルネソーヴィニヨン、シャルドネの産地
❷南オーストラリア州
オーストラリア大陸の中央に位置する
世界で最も古いシラーズのブドウ畑が現存
1843年植栽Langmeil Winery(バロッサヴァレー)のシラーズ
・バロッサヴァレー
シラーズの首都と言える重要産地
栽培面積10350ha→半分シラーズ、黒ブドウ品種85%
オーストラリアワイン産業を支える主な大手ワイナリーが構える
・イーデンヴァレー
シラーズ、リースリングの重要な、標高400〜550mの「山のワイン」産地
・クレアヴァレー
シラーズ、リースリングが重要
・クナワラ
オーストラリアを代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸産地
海洋性気候
テラロッサ→赤い粘土質と石灰岩質が混ざった土壌が有名
❸ヴィクトリア州
ピノ・ノワール、シャルドネに注力している冷涼なワイン産地
❹ニュー・サウス・ウェールズ州
オーストラリアワイン産業の起源
シドニーから日帰りで訪問できるワイン産地
・ハンター
シラーズ、セミヨン
❺タスマニア州
ピノ・ノワール、シャルドネの極めて重要な生産拠点になりつつある
講師:西山雅子のプロフィール
ファイナンシャルプランナーから転職
多彩な経験と幅広い資格を持つプロフェッショナル
レストラン雅でのソムリエ
日本ソムリエ協会ワインソムリエ&ワイン検定講師
WSET Level 3(イギリスのワイン世界資格)
ドイツワインケナー、SAKE DIPLOMA、調理師、日本茶検定1級、Comerade of Cheeseなど、ワイン、酒、チーズ、調理、日本茶に関する一連の高度な資格を習得。深い知識と熱意をもってロジカルペアリングを研究しています。
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