世界で大ブレイ中の第3のスタイル
ロゼ・ワインを知る❸
ロゼワインの歴史
⚫︎古代ギリシャ時代
紀元前から畑に混植された黒ブドウ、白ブドウを足踏みし、陶器の器で発酵させていました。
種、皮、茎からタンニンは抽出されるが、色はピンク色でした
貴族がワインを飲む際は、水で割る慣習があったので、さらに薄いピンク色であったでしょう。
紀元前6世紀にはフェニキア人がギリシャからフランス・プロヴァンス地方のマルセイユにブドウをもたらし、フランスで最初のブドウ栽培、ワイン醸造が始まっています。
古代ローマ時代になってもその名声は高まります。
⚫︎中世から近代
中世にはフランス・ボルドーのロゼが「クラレット」の名で知られる様になり、12世紀にボルドーがイギリス領になるとイギリスで高い評価を受け流行りのワインとなります。
中世後期14世紀頃、フランス王侯貴族や軍有力者がプロヴァンスの葡萄畑を手に入れる様になり、
権力者達のお気に入りの飲み物となりました。
19世紀になると、フランスの観光客がコートダジュールに避暑に訪れ冷えたロゼワインを飲む様になり、プロヴァンスロゼが夏のレジャーの定番となりました。
1943年 ポルトガルのマティウスロゼの発売
1970年 カリフォルニアのホワイトジンファンデルの中甘口ロゼが販売されると、当初は大ヒットを収めるが、「ロゼワインは、安価で甘く、大量生産」のイメージがつきワインのプロフェッショナル達がロゼワインに目もくれなくなってしまいました。
⚫︎21世紀の復活劇
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻が南フランスにワイナリーを購入
2008年、世界的スターである夫妻の話題は、ワイン業界に止まらず世界的な大ニュースとなりました。その2人が購入したワイナリーというのが、「ミラヴァル」です。
ワイン造りを任されているのは、ワイン・アドヴォケイトにて100点を連発するシャトーヌフ・デュ・パプの最高峰、ボー・カステルを所有するペラン・ファミリー。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻がワイン造りを任せられる人物を探していたところ、「オーガニック栽培とテロワールを最大限に生かすこと」を哲学に素晴らしいワイン造りを行っているペラン・ファミリーと出会い、その哲学に共感した二人は、彼らとのプロジェクトを始めました。
ペラン氏は「ワインは自然の力だけで造るもの」というポリシーを貫き、ローヌで初めて有機農法を取り入れるなど先駆的なワイン造りでロバート・パーカー氏からも「南ローヌ最高のワイン」と5つ星の評価を受けています。
アメリカの著名な雑誌、ヴァニティフェア誌では“真のワインメーカーを雇い、ワインの品質が良くなるまでリリースを待ったブラッドとアンジェリーナは、セレブワインメーカーではなく真のワインメーカーだ。“と、その本格的なワイン造りを賞賛。そしてミラヴァルの注目度の高さを証明するように、ブラッド・ピット氏とマルク・ペラン氏は数々の評価誌を代表するワイン・スペクテーターの表紙(2014年6月号)を飾ったのです。
ワイン検定 シルバークラス
申込期間2024/9/21から10/22
試験日程2024/11/21 (木) 23(土) 24(日)
場所 : レストラン雅
ブロンズクラス認定者を対象に、レストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
講師 : 西山雅子のご紹介
多彩な経験と幅広い資格を持つプロフェッショナル
Salon de 雅でのソムリエ
日本ソムリエ協会ワインソムリエ&ワイン検定講師
WSET Level 3(イギリスのワイン世界資格)
ドイツワインケナー、
SAKE DIPLOMA、調理師、
日本茶検定1級、
Comerade of Cheeseなど、ワイン、酒、チーズ、調理、日本茶に関する一連の高度な資格を習得。深い知識と熱意をもってロジカルペアリングを研究しています。
#日本ソムリエ協会
#ワイン検定
#ワイン検定シルバークラス
「レストラン雅」ではフルコースに合わせてペアリングしながら、テーマに沿ったワインを皆さんで7〜8種比較ティスティングし、楽しく美味しく学ぶことが出来るワイン会を開催しております。どなたでも参加出来ます♡
ワイン会情報は『レストラン雅公式LINE』をご覧くださいね☆