麦豚の餃子ペアリング考察

2025/07/06

🥟 麦豚を使った餃子で実際にペアリングして見ました。

合ったワイン

1. えべおつWeinder Glanz(輝)2023

🧪 品種的特徴

ピノ・ノワール(北海道):軽やかな果実味、柔らかい酸、穏やかなタンニン

ツヴァイゲルトレーベ:酸とタンニンがややしっかりめ、スパイス感、ダークチェリー系の果実味

「輝(かがやき)」は、軽やかだけど芯のある赤という位置づけで、特に焦がし系の焼き料理+酢系調味料とよく合います。

Savignyなどのブルゴーニュ・ピノよりも果実感と輪郭がしっかりしており、酸だけが浮くことがないのが成功の鍵と考えられます。

2. オロロソ(Pemartin

タイプ:酒精強化ワイン、酸化熟成、ナッツ・ドライフルーツの香ばしさ

焼き餃子の香ばしさ・肉の旨味と、オロロソのナッツや出汁的な旨味が好相性

醤油・酢・ラー油などの調味料との複雑な融合にも負けない強さ

特に肉の餃子+黒酢系ダレと好相性

合わなかったワイン

3. Savigny-lès-Beaune Vieilles Vignes Rouge(ドメーヌ・セガン・マニュエル)

タイプ:ブルゴーニュ赤(ピノ・ノワール)、古樹、繊細で酸が主体

なぜ合わない?

餃子の脂・にんにく・醤油のパンチに対して、ピノ・ノワールの繊細さが打ち消された

タンニンが軽めのため、肉の脂とのバランスがとれず、酸だけが浮いた可能性

さらにピノのベリー感と土っぽさが、餃子の香ばしさとミスマッチ

4. Hands of Time ChardonnayStag’s Leap Wine Cellars

タイプ:カリフォルニアの樽感のあるシャルドネ(リッチでトロピカル、バター感あり)

なぜ合わない?

シャルドネのトロピカルフルーツやバニラ風味が、餃子の香ばしさや調味料(酢醤油)と合わず

脂がワインの重さと重複し、ややもたつく印象になった可能性

強すぎるアルコール感が、餃子の繊細な風味を押しつぶしたかも

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