🥟 麦豚を使った餃子で実際にペアリングして見ました。
✅ 合ったワイン
1. えべおつWein/der Glanz(輝)2023
🧪 品種的特徴
ピノ・ノワール(北海道):軽やかな果実味、柔らかい酸、穏やかなタンニン
ツヴァイゲルトレーベ:酸とタンニンがややしっかりめ、スパイス感、ダークチェリー系の果実味
「輝(かがやき)」は、軽やかだけど芯のある赤という位置づけで、特に焦がし系の焼き料理+酢系調味料とよく合います。
Savignyなどのブルゴーニュ・ピノよりも果実感と輪郭がしっかりしており、酸だけが浮くことがないのが成功の鍵と考えられます。
2. オロロソ(Pemartin)
タイプ:酒精強化ワイン、酸化熟成、ナッツ・ドライフルーツの香ばしさ
• 焼き餃子の香ばしさ・肉の旨味と、オロロソのナッツや出汁的な旨味が好相性
• 醤油・酢・ラー油などの調味料との複雑な融合にも負けない強さ
• 特に肉の餃子+黒酢系ダレと好相性
❌ 合わなかったワイン
3. Savigny-lès-Beaune Vieilles Vignes Rouge(ドメーヌ・セガン・マニュエル)
タイプ:ブルゴーニュ赤(ピノ・ノワール)、古樹、繊細で酸が主体
なぜ合わない?
• 餃子の脂・にんにく・醤油のパンチに対して、ピノ・ノワールの繊細さが打ち消された
• タンニンが軽めのため、肉の脂とのバランスがとれず、酸だけが浮いた可能性
• さらにピノのベリー感と土っぽさが、餃子の香ばしさとミスマッチ
4. Hands of Time Chardonnay(Stag’s Leap Wine Cellars)
タイプ:カリフォルニアの樽感のあるシャルドネ(リッチでトロピカル、バター感あり)
なぜ合わない?
• シャルドネのトロピカルフルーツやバニラ風味が、餃子の香ばしさや調味料(酢醤油)と合わず
• 脂がワインの重さと重複し、ややもたつく印象になった可能性
• 強すぎるアルコール感が、餃子の繊細な風味を押しつぶしたかも