Fontana di Oliveワイン会の予習編❺
今回の「Fontana di Olive」のワイン会では
南部イタリアのワインに焦点を当てペアリングをしていこうと思います。
◎バジリカータ州
クエルチア・ディ・アニバーレ・ビアンコ・バジリカータ・IGT
Quercia di Annibale Bianco Basilicata IGT
完熟レモンのピールやマスカットを使った紅茶を思わせる芳醇なアロマと、柔らかな酸味。アフターは爽やかな辛口。
テヌーテ・ダウリア
Tenute Dauria
イタリア南部のバジリカータ、ヴルトゥレ山の東側山麓の街ラポッラにあるワイナリーが、このテヌーテ・ダウリアです。当主は、2代目にあたるサラ氏。夫であるアントニオ氏と二人三脚でワインの生産をしています。畑は約10ha。ヴルトゥレ山の東側、標高400~500m付近の斜面に広がっています。火山性土壌の畑は、かつてヴルトゥレ山が噴火したことによるカルシウムと鉄分を多く含んでいます。栽培品種は、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータや、アリアニコ、フィアーノなどの土着品種にこだわっています。マルヴァジアの珍しい微発泡白ワインは、アロマと酸味が特徴。また、葡萄だけでなくオリーブの栽培にも力を入れており、自慢のオリーブオイルもその高いクオリティで好評です。