Fontana di Oliveワイン会の予習編❾
今回の「Fontana di Olive」のワイン会では
南部イタリアのワインに焦点を当てペアリングをしていこうと思います。
◎エオリア諸島 サリーナ島
サリーナ・ロッソ
Salina Rosso
原産地呼称等 IGT サリーナ
アルコール度数 13.5%
品種 ネロ・ダーヴォラ (50%) / コリントネロ(50%)
エレガンス」を感じる、綺麗な飲み口の赤ワイン
ネロ・ダーヴォラ種と土着品種のコリントネロ種を合わせた赤ワイン。チャーミングな赤い花を思わせる香り、トマトを思わせる酸味がワインにエレガンスさを与えます。
一般的な南伊ワインと一線を画する、透明で堅く、軽快感があるボディ。ドライフラワーの香がいっぱい広がります。
生産者 カラヴァリオ
Az Ag Caravaglio Antonino
1992年創業。当時よりオーガニック農法を導入。オーナーは一家の大黒柱で、いつも穏やかな笑みを眼もとに浮かべた物静かなアントニーノ。しっかり者の奥さんエリザとお父さんにべったりの甘えん坊の娘アルダちゃん(2003年生まれ) の3 人家族でサリーナ島のマルファ村に住んでいます。
■サリーナ島について ~映画「イル ポスティーノ」の舞台~
サリーナ島はシチリアの北に浮かぶエオリア諸島の中心に位置し、周囲27km、人口約1500人の小さな島。水はフェリーで、電気も海底ケーブルでシチリアから運んできています。海底火山が海上に隆起した完全なる火山性の土壌で、二つの火山(標高860mのポッリ山と標高962mのフォッサ・デッレ・フェルチ山)で 構成されています。 島はケッパーの産地として、また映画「イル・ポスティーノ」の撮影舞台でも知られています。(映画ではプロチーダ島の設定ですが実はサリーナ島で撮影されました。
■畑について
畑はサリーナ島とリーパリ島に持っています(エオリア諸島のどの島の葡萄で造られても、ワインはIGTサリーナになります) 。オーガニック農法でサリーナの畑は春の花々が咲き乱れてまるで花畑のようでした。土を潰さないキャタピラー型の小型トラクターと鍬による人力の鋤込で畝を起こし除草します。海からの水分を含んだ重たい風が常に低く畑に吹いているため、畑は両島とも無灌漑農法。
サリーナ島の土壌は赤みがかった茶色で小石大の火山岩が散らばっています。リーパリ島の土壌は軽石と火山灰。しかもごくごく軽いふわふわの灰のためフィロキセラの害を免れることができました。コリントネロは樹齢200~300年の葡萄から根分けされた自根のブドウです。三方を山に囲まれた畑は外地から完全に遮断されており、畑には凝灰岩やときおり黒曜石なども見られます。
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