❤️スペインワイン会の事前資料です❤️
Avancia Godello
◎スペイン注目の高級白ぶどう品種
「ゴデージョ(ゴデーリョ)」の特徴と魅力
白ブドウ。
ゴデーリョ種の原産地はスペインの北西部で大西洋に近い「バルデオラス」地域、
この地名は“Valley of Gold=黄金の谷”と言う意味だそうです。
海抜300-700mの険しい山間部に位置し、
かつてローマ帝国が所有する貴金属の採掘場だったためにこの名前が付けられたんだとか。
乾燥した土壌に適し、とくに斜面上で栽培されるものは品質が高い。円すい形の房は小ぶり。早熟で、短期間に成熟する。
主にガリシア地方で栽培されているゴデージョは、アルバリーニョやトロンテスといった高級品種にも引けを取らない華やかな香りに、引き締まった酸があり、非常にバランスの良い高品質な白ワインに仕上がります。
口内にはりんごや桃、バナナ、グレープフルーツといった豊かな果実味が広がり、ほのかに香るフローラルのアロマ、しっかりとした骨格のパワフルさが特徴です。
ワイン通の間では「ブルゴーニュにも似通ったエレガントさと繊細さを兼ね備えたしなやかな味わいを持つ白ワイン」とも言われており、高い評価を受けています。
黄、黄金又は麦わらの色調を具えている。
◎絶滅の危機から急成長を遂げた白ぶどう品種
1970年代のスペインは、内戦や第二次世界大戦が勃発しており、多くのスペイン固有の土着品種が絶滅の危機に瀕していました。
かつて、ゴデージョもこの影響を大きく受けたぶどう品種の一つで、一度はぶどう品種がほぼ消滅してしまいます。
しかし、ゴデージョが上質な白ワイン造ることを知っていた小さな地元ぶどう農家の人々は、ゴデージョの復活を決意します。彼らは、なんと40年以上もの年月をかけて、ゴデージョを絶滅の危機から救出することに成功します。
そうして取り戻したゴデージョは、活動家や地元のぶどう園、ワイナリーの協力と努力の末、ここ10年で高級ぶどう品種と呼ばれるまでに急成長を遂げ、現在では栽培に従事する人は約2,000人、45のワイナリーがあり、ゴデージョを栽培する新たなワイナリーは続々と増えています。
生産されたゴデージョワインの90%がスペインの国内で消費されているため、現状ではゴデージョのワインを飲めること自体が希少です
合わせる料理は、早飲みタイプのワインにはガリシア地方の魚介類や野菜。 樽熟成したタイプにはチーズやよりしっかりした肉料理との相性がよい。
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