ブルゴーニュワイン会のワインのご紹介⑤

2024/06/15

ブルゴーニュワインペアリング会 

ワインのご紹介⑤

Rijckaertリケール

三ツ星レストランに愛され続ける美食のパートナー

メゾン・ヴェルジェの創立者で、後にドメーヌ・リケールを創設したブルゴーニュワイン界の伝説ジャン・リケール。 ブルゴーニュの白ワイン最高の造り手として、ジャン・マリー・ギュファンと共に長年ワイン作りに身を投じ、1998 年に自らのドメーヌを設立しました。妻レジーヌと最初に決めた方針は、商業的なワインではなく、自分達が食 事の時に飲みたいワインを造る事でした。

過剰なまでに多くの手を加え、繊細な味わいを失ってしまうシャルドネが主流となりつつある中で、決して飲み 飽きることなく料理の味わいを最大限に引き立ててくれる魔法のようなリケールのワインは、ミシュランガイドで三 ツ星に輝く世界のトップクラスのレストランから絶大な信頼を得ています。生産量が限られるため、一般市場では 見かけることさえ困難になりつつあります。リケールのワインは、抜栓後時間が経つほど香りや味わいが発展し てゆきます。栓を開けて 2~3 時間経過してからが最も飲み頃で、その後 3~5 日は香りも味わいも落ちません。 重すぎず、しっかりした骨格と美しい酸を兼ね備えたユニークなワイン。大きめのグラスで食事と共に味わうこと でその真価を発揮します。

2022BourgogneAligotéBienElevéV.V.

ブルゴーニュ アリゴテ ビヤン エルヴェ ヴィエイユ ヴィーニュ

ビヤン・エルヴェは、フランス語で「礼儀正しく、育ちが良い人」という意味ですが、手間暇を惜しまず丁寧に熟成させたワインにもこの表現が使われます。平均樹齢65年のアリゴテをフレンチオクで澱と共に約10ヶ月熟成させたこのワインは、密度の高い果 実味、引き締まった酸、樽熟成由来の複雑性を備えたバランスの良い味わいが特徴です。

【辛口/白】 産地:ブルゴーニュ 品種:アリゴテ100% Alc:12.5% :南、南東向き 平均樹齢:65 土壌:粘土質 栽培密度:5000/ha 醸造:空圧でゆっくりと時間をかけて圧搾。自然酵母を用いてアルコール発酵とマロラクティッ ク発酵を行う。発酵・熟成は、容量400Lのフレンチオーク樽を使用。熟成:10ヶ月間熟成。 澱引・バトナージュは行 わない。清澄はせずに瓶詰。

バーグハウンド 87 ★Outstanding Top value(お値打ちワイン):リンゴや洋梨のシロップ煮を思わせる香りに柑橘類 の豊かな香りが溶け合う。まろやかで美味なミディアムボディの味わいは、肉付きが良く、しっかりと密度が感じられ、クリーンで引き締まったフ レッシュな後味が口中に広がる。このクラスのワインにしては、確かなクオリティを持つ。

飲み頃:2024

アリゴテの起源は、ブルゴーニュの主要品種であるピノ・ノワールが関係しています。ピノ・ノワールとグーエ・ブランという品種の交配で誕生した白ブドウ品種で、シャルドネやガメイなどと起源が共通している

アリゴテは17世紀頃からブルゴーニュ地方で栽培されていたと言われてますが、昔はコルトン・シャルルマーニュやモンラッシェなどの有名アペラシオンにも植樹されていたようです。

しかし、シャルドネと比較すると低質なワインを生み出すことから地位は下がり、目立たない存在となってしまったと考えられています。

そんな中アリゴテの可能性を信じ続け、原産地呼称委員会にAOC認定の働きかけをし続けた人物がいました。それが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者オベール・ド・ヴィレーヌ氏です。

ブーズロンという土地とアリゴテの相性を見出したことでその真価が認められ、1979年についに地域A.O.C.として「ブルゴーニュ・アリゴテ・ブーズロン」が認定。そして1998年には、村名A.O.C.「ブーズロン」に昇格し、アリゴテ種で唯一の村名A.O.C.となりました。

このような歴史もあり、アリゴテといえば「ブーズロン」が有名ですが、コート・ドールにも唯一アリゴテの使用が認められている一級畑「モン・リュイザン」が存在しています。

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