オーストラリアのワイン産地と特徴③
◎南オーストラリア州続き
◎イーデンヴァレー(山のワイン)標高219〜632m
Eden Valley
主要品種:Riesling Shiraz CS Chardonnay
小地区:
⚫︎High Eden
⚫︎keyneton→Henschke Hill of Graceは保水性のあるロームや粘土質土壌
1864年植樹の古木Shirazから豪州を代表する単一畑のワインを生産する
⚫︎Huggies
⚫︎Pewsey Vale→Rieslingの重要畑、アイアンストーン(ラテライト)や石英の上に植えられている
⚫︎Springton
ブドウ畑は僅か2102ha 水分が乏しく灌漑も難しい
赤ワイン→高標高、風、岩がちにより香り高い
Riesling→クレアヴァレーと双をなす品質
ライムの香、極めて長い熟成力
◎アデレートヒルズ(山のワイン)
Adelaide Hills
標高190〜609m マウントロフティ(727m)が最高
2019年12月大規模森林火災では1983年に植樹されたAdelaide Hillsで最古のPNを含む畑にも延焼
高級スティル、瓶内二次発酵のスパークリングワイン→アデレートなどの都市から週末の訪問客
ナチュラルムーブメントを牽引する小さなワイナリーや、企業ワイナリーと混在→ヒルズと呼ばれる
◎クレアヴァレー(山のワイン)標高190〜609m
Clare Valley
大陸性気候
1851年創業(クレアヴァレー最古)
Sevenhill Cellarsは現在もカトリック教科会により運営
1895年設立 Wendoureeは、樹齢100年以上のShirazでメールオーダーのみの伝説的ワインを製造
Clare Valley Rocks→産地内10ヶ所に地質解説の標識を立て、ワイナリーで配布し味わいの特徴、違いを各社が説明する様になっている。
Riesling比較
⚫︎Watervale地区(石灰岩質)
ライムの香味豊かで、柔らかくジューシーな酒質
⚫︎ポーリッシュ・ヒル・リヴァー地区(黒い粘板岩質)
果実香は少なめで、堅牢でフリンティ(火打石の香り)さが特徴
◎マクラーレンヴェール(平坦地のワイン)標高0〜417m
Mclaren Vale
主要品種 Ch Shiraz Grenache CS
近年イタリア、スペイン品種が増えている
1970年初頭 Penforlds社がバロッサヴァレーに UCDavisから取り寄せたクローンを試験的に開始
1985年イタリアのFattoriaをモデルに地中海性気候でイタリア移民の多いこの地に適したSangioves eを商用的に始め火がつく
多様性な土壌とマイクロクラメット、海洋性から大陸性気候迄